
夏の土用の丑の日には、鰻(うなぎ)を食べることが恒例行事になっていますが、みなさんは毎年食べていますか?
うなぎは高級食材なのでちょっと値段が張りますが、それでも年に一度は食べたくなるものですね。
さて、、実はうなぎは栄養価が高いってことをご存知でしょうか?
土用の丑の日に食べるのが行事ってことは知っていますが、栄養や健康効果に関してはあまり語られていませんよね?
そこで今回は、意外と知られていないうなぎの栄養価や健康効果などについてまとめてみましたのでご覧下さい。
うなぎの栄養について
生態が未だ謎に包まれているうなぎですが、実は栄養が豊富な食べ物です。
うなぎに含まれる主な栄養素を下記にまとめました。
ビタミンA
ビタミンAは、粘膜の免疫力向上や抗酸化作用、目や皮膚の健康維持などを保つ効果があります。
また、動脈硬化やがん予防の効果もあります。
ビタミンB1
疲労回復ビタミンとも言われており、神経機能を正常にする効果や疲労回復に効果があります。
ビタミンB2
生活習慣病の予防や糖尿病予防、その他身体の調子を整えて成長を促進する効果があります。
発育や美容に関するビタミンとも言われています。
ビタミンD
カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは、免疫力向上や骨を丈夫にする効果があります。
丈夫な体作りには欠かせない栄養素だと言えます。
ビタミンE
抗酸化作用を持つビタミンEは、細胞の老化を防止する効果があります。
血流を良くしたり、生活習慣病を予防したり、美肌効果など、若返り効果があります。
カルシウム
骨や歯を丈夫にしてくれます。
骨粗しょう症予防やストレス緩和の効果もあります。
鉄分
必須ミネラルの一つで、貧血予防や疲労回復にも効果があります。
DHA
DHAは言うと頭が良くなる栄養素として有名です。
高血圧や脳卒中、動脈硬化などの予防改善に効果的で、悪玉コレステロールを減らしてくれます。
EPA
血液の流れを良くし、脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果があります。
こうしてみると、うなぎには多くのビタミン類やミネラルを含み、優秀な食品であることが分かりますね。
100グラム当たりで見ると、ビタミンAの量はなんと人が必要な2日分の量を取れるんだとか。その他の栄養価も素晴らしいことが分かりますね。
うなぎの健康効果
上記のような栄養価を含んでいますので、もちろん健康効果も抜群です。
主にこのような効果をもたらしてくれます。
- 夏バテ解消
- 疲労回復
- 滋養強壮
- がん予防
- 美肌効果
- 動脈硬化予防
注目すべきは夏バテ解消や疲労回復です。
「夏の土用の丑の日にうなぎを食べよう」というのは、強ち間違っていない習慣だと言えますね。
食欲がない夏に、パッとうなぎが食卓に並ぶと、なんだか新鮮ですし食欲が増しますよね^^
夏バテ予防に栄養価の高いうなぎを食べて、英気を養いましょう!
>>>ブロッコリーの効能がすごかった!栄養を逃さない食べ方とは?
まとめ
いかがでしたか?
うなぎには多くの栄養価と、様々な健康効果があることが分かりましたね♪
最近は中国産のうなぎが安く手に入るようになりましたが、やっぱり個人的には国内産のうなぎが安心できます☆
そのままご飯にのせても良いし、ひつまぶしとして食べても美味しいですよね^^
夏バテに最適ですし栄養価が高いので、年に一度は是非家族でうなぎを食べましょう!