
毎年秋から冬場にかけて大流行するウイルス系の病気。
「感染性胃腸炎」というのは、ウイルス性は胃腸炎の総称になります。
「感染性胃腸炎」の中で一番よく聞くのは「ノロウイルス」や「ロタウイルス」ですよね。
毎年我々の前に現れて多くの人へ感染するという恐ろしいウイルスですので、子供から大人まで注意が必要ですね〜。
特に社会人の方は感染力の強いウイルスにかかってしまうと嫌でも会社を休まなくてはいけません。
ウイルスだけでも周りに迷惑がかかりますし、仕事にも影響してしまうので避けたいものです。
簡単に仕事は休めないですからね^^;
では今回は、「感染性胃腸炎」の症状や潜伏期間について考えてみたいと思います。
「感染性胃腸炎」の大人が引き起こす症状について
感染性胃腸炎は主に下記の症状を引き起こします。
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 発熱
もちろん病原体や個人差によって異なりはしますが、上記の症状を引き起こします。
酷いときは、脱水症状を起こすこともあって、決してあまく見てはいけません。
日本でも毎年流行るのが、さきほども書いたように「ノロウイルス」や「ロタウイルス」ですね。
それらのウイルスを総称して感染性胃腸炎と言うわけですが、基本的に大人も子供も症状に大きな差はありません。
感染しやすさで言うと子供のほうがウイルス性腸炎に感染しやすいとされており、大人は細菌性腸炎に感染しやすいとされている。
でもそんな大差はないかな?
大人でも油断しているとウイルス性腸炎に感染してしまう可能性も十分ありますね。
もちろん子供のほうが治るまでに時間がかかってしまうことはあります。ただ基本的には大人も子供も症状は変わらないと思ってください。
感染経路について

基本的にロタウイルスの場合は経口感染です。
つまり口から感染するケースが多いというわけですね。
ノロウイルスの場合は成人のウイルス性食中毒が原因の場合がほとんどです。例えば生ガキやホタテ貝などを食べて感染するケースですね。
それから、感染した人はウイルスを周囲にまき散らしてしまいます。
よく「ヒトからヒトへ」という表現をしますね。
例えばおう吐物や排便中にもウイルスが潜んでいますし、感染者が触った物を誰かが触って、それを口に入れた時に感染してしまいます。
さらにノロウイルスの場合、症状がなくなっても便中に2週間もウイルスを放出し続けるため、非常に注意が必要なんです。もちろんその間も感染力が弱まることはほとんどないと言ってもいいでしょう。
ウイルスが住み着くのは病院等の患者さんが通った場所やトイレ等が挙げられます。なるべく感染しそうな場所へ行かないことが大事です。
ウイルスの潜伏期間は?
ウイルスの潜伏期間は症状によって異なりますし、大人や子供、その人の免疫力によっても変わってきます。
- ノロウイルスの潜伏期間:18〜48時間
- ロタウイルスの潜伏期間:1日〜3日
今回はノロウイルスとロタウイルスをピックアップしてみましたが、その他にもアデノウイルスと呼ばれるウイルスもあり、潜伏期間は5日〜7日にも及ぶ。
1度ウイルスが侵入すると身体へ少しずつ症状が現れ、吐き気や下痢等を引き起こします。
ちなみに感染においてウイルスが好む場所は「冬場の乾燥している場所」です。冬場というよりも寒い場所と言い換えてもいいですね。
とにかく乾燥した場所を好むウイルスは感染力を強め、我々の体内へ侵入していくのです。
まとめ
感染性胃腸炎は感染経路や症状は個人差がありますが、とにかく冬場や乾燥した場所でウイルスが蔓延します。
基本的には口から感染することが多く、もしかかった場合は周りの人に移さないように配慮することが大切です。
自分が感染したと思ったらすぐに病院へ行き、治療を受けてくださいね。